4月19日第6回口頭弁論報告

4月19日に駒場寮「明渡し」裁判の第6回口頭弁論が行われました。

  • 駒場寮弁護団作成「最終準備書面」
  • 138期・140期寮委員長の陳述書

     第2弾として、駒場寮弁護団が総力を挙げて作成した「最終準備書面」の全文、および「138期・140期寮委員長の陳述書」を掲載します。

     「最終準備書面」は、弁護士の観点からこの問題について論理的に述べていますので、日頃「駒寮の主張は感情的だ」なんて言ってる人も、これを読んで論理面で納得してください。
     見どころとしては、「第1 本件の特徴と本質」や「第2 本件は大学の自治による解決に委ねられるべき事案」「第12 仮執行宣言は違法である」(特に12−4−(3) 「90年代とはどのような時代だったか」などは、弁護士に指摘されるまでもなく、むしろ大学人として批判的に総括されているべき点ではないでしょうか)あたりが読みやすいかと思います。(寮問題に少し詳しくないと分かりにくい章もあるかと思いますが、これらの章は寮問題が寮に限ったことではないことを分かりやすく述べています。)

     「138期・140期寮委員長の陳述書」は、陳述書として裁判所に提出したほか、当日法廷内でも本人が読み上げ、傍聴席からは拍手が起こりました。(当然裁判長に止められましたが・・・)
     本人が寮委員長として、また寮生として体験した大学内の悲しい実態が語られました。

    読んだ感想をいただけると嬉しいです。

     なお、当日の弁論内容、記者会見、これからの動向などは追って掲載していきます。


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