96年4月寮生大会(96年4月30日)
(採択された声明)
96年7月定例寮生大会(96年8月2日)
(寮委員会提案)
(以下のアピールを採択)
井之頭寮自治会は教養学部当局による駒場寮廃寮強行に一貫して反対し、駒場寮自治会への支援を続けてきた。6月20日の教授会において、「明寮の取り壊し決定」なる決議が上げられたが、話し合い路線を踏み躙り、暴力的に廃寮を強行しようとするこの決議を、当然我々は糾弾しなければならないだろう。しかし、全学的な激しい反対の声があがる中で、教養学部当局は駒場寮の電気・ガス供給停止を未だに続けるなど、暴力的廃寮強行路線は未だに改められていない。この決定が不当にも強行される可能性はある。実際にその活動を有効にストップさせていくためには、現地で駒場寮生を支援するなど、人的な支援を行っていく用意をしておくべきではないだろうか。
(現地支援のために駒場生以外の寮生に交通費を支給する決定がされる)
96年9月定例寮生大会(96年10月1日)
(寮委員会提案)
教養学部当局の駒場寮への裁判所執行官導入を糾弾し、以下のアピールをあげよう…
(以下のアピールを採択)
教養学部当局は大学の自治を根底から否定する学内への司法権力導入を自己批判し、即刻中止せよ。
学生との対話による誠実な問題解決の姿勢を全く見せようとせず、いまだ強圧的な手段によって駒場寮「廃寮」強行をすすめようとしている市村教養学部長、小林三鷹特別委員長は自己批判し、即刻辞職せよ。
96年10月定例寮生大会(96年10月31日)
(寮委員会提案)
駒場寮祭に対して以下のメッセージを送ろう。
(以下のメッセージを採択)
96年、秋の駒場寮祭の開催、おめでとうございます。
今春以来の教養学部当局のなりふりかまわぬ、執拗かつ非道極まる直接的廃寮攻撃を乗り越え、自由と自治の祭典である駒場寮祭を今年もまた再び開催できるということは、誠に意義深いことであります。今後の闘争をさらに盛り上げ、駒場キャンパスの自治の内実をさらに高めていくためにも、駒場寮祭の成功を心よりお祈りします。
我々井の頭寮自治会は、駒場寮祭開催の趣旨に全面的に賛同し、協賛するものです。
96年11月定例寮生大会
(寮委員会提案)
教養学部当局は一連の司法権力導入策動の失敗により、駒場寮の正当な占有権が、駒場寮自治会にあることを逆に明白なものとした。その自ら作り出した閉塞状況を打開すべく、11月28日、再度駒場寮の電気供給を再び止めるという暴挙に及んだ。これに抗議する趣旨で以下のアピールをあげよう。
(以下の文面で採択)
占有権が明白に駒場寮自治会に存在するにも関わらず、電気供給をストップさせるという暴挙に再度及んだ教養学部当局は猛烈な自己批判をし、駒場寮廃寮を白紙撤回せよ。
駒場寮廃寮強行を進める、市村教養学部長、永野評議員、小林三鷹特別委員長以下三鷹特別委員全員は即刻辞任せよ。
(以上資料作成 松本博文)