みなさんこんにちは。僕は、駒場寮委員長です。
先日1月24日に当局が強行した「南ホール取り壊し」についてお知らせ致します。
★1月24日未明(午前6時前と推測される)、当局は突如、ガードマン150人余および60名余の工事業者、そして70名余の教職員を動員して、南ホール封鎖・フェンス取り囲みおよび取り壊しを強行しました。この工事については、寮生はおろか、学生にもその詳細は事前に知らされておらず、しかし、当日は学外のすぐ近くに警察車両を5台配備するなど、「工事強行」の策は用意周到に計画されたものでした。
「取り壊しを強行している」連絡を聞いた私は、駒場寮自治会の代表として「取り壊し工事」強行の現場責任者である小林寛道教官(三鷹国際学生宿舎特別委員長)に、「工事を中断し、交渉を行うように」要求しましたが、「もはや話し合うことはない」と交渉要求すら一蹴するという、極めて許されざるべき不当かつ”独裁者”の態度をとり続けました。
その後、午後1時過ぎに、私、駒場寮委員長と正副学生自治会委員長を呼び、当局と交渉を行いましたが、「交渉時間は20分でうち切る」と一方的に設定した上で、まったく納得のいく説明すら得られぬまま、”20分が過ぎ”、一方的に交渉をうち切られ、工事強行が再開されました。
その日は、午後4時過ぎに「今日はこれで工事を終了する」と小林教官が宣言しましたが、そのように言った矢先から、ガードマン20名余が突然突入し、そして工事業者が工事を勝手に再開するといった、現場責任者も統率がまったくとれていない、どのような危険なことがおこるか分からない非常に危険きわまりない「工事強行」でした。
「97・6・28」と同様、ガードマンに暴力を振るわれた者もいる状況で、強烈に「ファシズム」のにおいを感じざるを得ません。
当局は、今後も工事を中断する構えのないことを明言しており、まだフェンスの建てていない南ホールの寮側の部分への「フェンス建設強行」・「南ホール取り壊し強行」を近日中にも行う模様です。
私たちはこれからも、駒場寮自治会の管理運営施設であり、学生の自主的活動スペースとして貴重な役割を果たしている南ホールの取り壊しに反対し、これを存続することを当局に求めていきます。
また、ガードマン導入を用いた暴力的工事強行に対しても反対していきます。
『事前に何の通達もなく、交渉拒否の上暴力的に問題を解決するのか!
当局は自己批判し、暴力的工事を即刻取りやめ、南ホールを存続させよ!』